就職するために大事なこと

 自信があることをアピールすることです。これは、噓をついて、自分を大きく見せる事とは違います。それぞれの企業における仕事は、その職務を遂行し、お客様からお金を頂く事で成り立っています。もちろん、その業務における職務としての責任が生じます。その責任を果たせるのかどうかを企業の人は判断しています。その業務の運営において、最初から、自信がない子に、一から自信をつけさせるのは、案外難しいことです。

 入ってからも自信がつくかどうか、分からない以上、最初から自信がないのは、もっとキツイと経営者は感じます。自信をつけるには、その分野における手数と、場数をこなすしかありません。企業の経営としては、投資として当然だという考え方もあるかとは思いますが、その投資を回収したいのも人情です。入社までの手続きにも、様々な事務処理があります。入ってすぐやめるくらいなら、最初から言って欲しいものです。

 一から自信がある分野を探すのは難しいでしょう。だから、少し方向性を変えて考えてみましょう。いつの間にか、やっていることは、ありませんか?例えば、いつの間にか、積みあがっているマンガ。いつの間にか、特定の分野の知識は詳しい。いつの間にか、このコレクションの数では負けない。いわゆる、趣味が高じて仕事になっていた、という方向からの仕事へのアプローチです。

 身の回りにある全ての商品は、誰かがそれを仕事にしているということです。普段買っているものは、あなた自身が、興味があり、関心があることの表れです。そうしたところから軸を定めるのも案外いいのかもしれません。